オスグッド

2025/03/11

膝のオスグッド病とは？その危険性と早期対応の重要性

膝の痛みを訴える成長期の子供たちが増えています。その中でも特に多いのが『オスグッド病』。

もしお子さんが『膝のお皿が痛い』『運動の後に痛みが強くなる』と言っていたら、それはオスグッド病かもしれません。

軽視していると、将来、スポーツだけでなく日常生活にも影響を及ぼす可能性がある重要な問題です。この記事では、オスグッド病の危険性と、その予防・改善策について詳しく解説します。

オスグッド病（オスグッド・シュラッダー病）は、成長期の子どもに多く見られる膝の障害です。特にスポーツを積極的に行っている子どもに発症しやすく、膝のお皿の下にある脛骨粗面という部分が炎症を起こし、痛みが生じるのが特徴です。

その原因は主に以下の３つ。

・成長期の急速な骨の発達：骨が急成長するため、筋肉や腱とのバランスが崩れやすい。

・過度な運動による負荷：ジャンプやダッシュなどの動作が膝の負担を増大させる。

・柔軟性不足：筋肉の柔軟性が足りないと膝へのストレスが増える。

しかし、痛みを我慢しながら運動を続ける子どもは少なくありません。

『成長痛だから大丈夫』『そのうち治る』と考えていると、症状が悪化し、さらに深刻な問題に発展することもあるのです。

オスグッド病を軽視し、適切な対応を取らないと、以下のような問題が発生する可能性があります。

1⃣慢性的な痛み・運動制限

炎症を繰り返すことで、膝の骨が変形してしまう場合があります。重症化すると、歩行時や階段の上り下りにも痛みが生じ、スポーツどころか日常生活にも支障がでることがあるのです。

2⃣大人になっても続く違和感

成長期に適切な治療を受けずに放置すると、大人になっても膝の違和感や痛みが続くケースがあります。『若い頃に痛めたひざが今でも痛む、、、』そんな苦しみを抱え続けることになるかもしれません。

3⃣他の膝の障害を引き起こすリスク

膝をかばうことで、バランスが崩れ、膝の別の部位や腰、股関節などに負担がかかり、さらなる障害を引き起こす可能性があります。

オスグッド病の症状を軽減し、早期改善を目指すためには、専門的なケアが必要です。

整骨院では以下のような施術を通じて、痛みの緩和と再発防止に取り組みます。

◆筋肉の緊張をほぐす施術：膝周りの筋肉の柔軟性を高め、負担を軽減。

◆骨格のバランス調整：膝だけでなく全身のバランスを整えることで、根本的な改善を目指す。

◆セルフケア指導：ストレッチや日常の動作改善のアドバイスで、予防につなげる。

痛みを我慢せず、専門家のケアを受けることで、早期回復が可能になります。『まだ大丈夫』『成長すれば治る』と放置せず、適切な対応を取ることが、お子さんの健康な未来を守る為の第一歩です。

あなたのお子さんが膝の痛みを訴えているなら、それは単なる成長痛ではないかもしれません。

オスグッド病は早期対応がカギ。痛みを放置せず、今すぐ専門家の診察を受けることが、健康な未来につながります。

もし、膝の痛みが気になる場合は、お気軽に神二整骨院にご相談ください。専門的な施術とケアで、痛みのない快適な生活をサポートします！