【3秒でわかる】この記事のまとめ
- ただ休むだけではダメな理由:すねの周囲で起きている「組織の引きつりや滑走不全」にアプローチしないと、走ればすぐに痛みが戻るケースが多いからです。
- 当院のスタンス:「とにかく長期で休みなさい」と一律に伝えることはいたしません。試合やレギュラー争い、お子さんの「走りたい」気持ちに寄り添い、休みを最小限にする方法を一緒に考えます。
- 目指す未来:すねを気にせず、次の大会や毎日の練習で思いきり100%の力を出し切れる身体を取り戻します。
「最近、お子さんが走る時に顔をしかめていませんか?」
神保町・九段下・水道橋周辺の部活動やクラブチームで、陸上、サッカー、バスケットボール、バレーボールなどに毎日汗を流している小学生・中学生・高校生。運動後にすねの内側をさすっていたり、歩き方がどこか不自然だったり……。それは、成長期のお子さんに最も多いスポーツ障害「シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)」のサインかもしれません。
「ただの筋肉痛だろう」「少し休めば治るはず」と様子を見ているうちに、痛みが引かなくなって「疲労骨折」へとつながり、数ヶ月間の長期離脱を余儀なくされるケースも私たちは見てきました。
≫ 放置すると怖い「疲労骨折」との違いについてはこちら
保護者様、お子さんにこんな言葉や様子はありませんか?
- ✔ 走り始めやジャンプの瞬間、すねの内側を痛そうに抑える
- ✔ 練習が終わった後、足を引きずるようにトボトボ歩いている
- ✔ 「試合が近いから、絶対に休みたくない」と親に痛みを隠そうとする
- ✔ 整形外科で「とりあえず2週間休んで」と言われたが、練習を再開したらすぐに痛みが戻った
- ✔ レギュラー争いや最後の大会が目前に迫っていて、焦っているのが伝わってくる
※ひとつでも当てはまるなら、ただ安静にするだけでは解決しない「原因」がすねの周囲に隠れていることがあります。
なぜ、「休ませるだけ」では練習に戻った瞬間に再発しやすいのか?
一般的にシンスプリントは、すねの内側の骨膜(骨を覆う膜)に負担がかかり、炎症を起こしている状態を指します。陸上のトラック競技、サッカーやバスケでの急激なダッシュ、バレーのジャンプの繰り返しなどによってふくらはぎの筋肉が硬くなると、骨のキワが強く引っ張られやすくなります。
湿布を貼って数週間大人しくしていれば、一時的に炎症は収まるため、歩くときの痛みは落ち着くかもしれません。
しかし、当院ではシンスプリントの背景に、骨膜周囲の筋膜や組織の癒着・滑走不全(組織同士がスムーズに滑り動かない状態)が関係しているケースが多いと考えています。こうした原因が身体に残ったまま練習に復帰すれば、再び同じように強い引っ張りが起き、「また走ると痛む」というループを繰り返してしまいがちです。
当院では、成長期のお子さんの身体のクセを見極め、この組織の滑走不全に着目したアプローチを行っています。
≫ オスグッドなど、成長期特有のスポーツ障害との関係性はこちら
「次の試合に出させてあげたい」「大好きなスポーツを諦めさせたくない」
様子見をして悪化し、大切なシーズンを棒に振ってしまう前に。まずは一度、LINEからお子さんの今の状態をご相談ください。
LINEで無料相談・来院の相談をする当院がシンスプリントの早期復帰と「走れる身体」を目指す3つの理由
① 「とにかく休め」ではなく、子どもの「走りたい」に寄り添う
「レギュラーを外されたくない」「最後の大会が近い」という子どもたちの切実な思いを、私たちは大切に受け止めます。ただ一律に「運動禁止」を突きつけるのではなく、現在の状態をしっかりと確認し、テーピングの活用や練習メニューの調整、セルフケアの徹底によって、“休みを最小限に抑えながら、目標に向き合える方法”を保護者様・お子さんと共に考え、伴走します。
② 特殊器具「金属かっさ」で骨膜周囲の引きつりにアプローチ
シンスプリントに関わるすねのキワの強固な引きつりは、手技によるケアだけではアプローチしにくい部分です。当院では、医療用としても使われる特殊な「金属かっさ」を使用し、すねの骨の周辺に生じた筋膜や組織の癒着を、丁寧かつピンポイントに緩めていきます。施術後、すねの引っかかりが取れて足が軽くなったと感じるお子様も多くいらっしゃいます。
③ 「パルンポリン」の深部振動で、ブレない着地バランスを目指す
すねを痛める原因として、足首の硬さや、走る・ジャンプする時に足元がグラグラして過剰に負担をかける「身体の使い方のクセ」が潜んでいることがあります。特殊音響振動マシーン「パルンポリン」の細かな立体微振動を身体に通すことで、深部の組織や関節の受容器を刺激。足元が安定した着地をサポートし、復帰後の再発を防ぐ身体作りを促します。
早期復帰と全力疾走を目指す、オーダーメイドの組み合わせ施術
■ 全身の連動性を整える「筋骨格の調整」
すねばかりに衝撃が集まってしまうのは、股関節の硬さや骨盤の左右バランスの崩れが関係していることがあります。痛みの出ている局所だけでなく、全身のバランスを滑らかにし、走ったときの衝撃を身体全体できれいに分散できるように整えます。
■ 激しい痛みの時期をケアする「ハイボルテージ&超音波」
押したときの強い痛みや、動いたときのズキズキする初期段階には、高電圧の電気刺激(ハイボルテージ)と超音波を組み合わせたコンビネーションアプローチを行います。深部組織にアプローチし、痛みのピークを乗り越えるサポートをいたします。
■ 自分で身体をケアする「足の使い方の指導・セルフストレッチ」
痛みが治まるのはゴールではありません。練習前後の正しいストレッチ法や、足裏のトレーニングなど、お子さん自身が「再発を防ぐコツ」を身につけられるよう、マンツーマンで丁寧に指導します。
「今、練習は続けさせて大丈夫?」保護者様ができる簡易チェック
シンスプリントを疑う場合、お子さんの状態が現在どのレベルにあるかを確認することが大切です。以下をひとつの目安にしてみてください。
🟢 練習量の調整を検討できるケース
- 運動の開始時だけ少し痛むが、動いていると軽くなる
- ウォーミングアップをすると痛みが軽減する
- すねを押すと軽い痛みがある程度
※この段階であれば、練習メニューの負荷を落としたり、セルフケアを行いながら様子を見られることもありますが、状態によっては休養が必要な場合もあります。
🔴 練習を中止して早めに受診をおすすめするケース
- 何もしていなくても、あるいは歩くだけですねが痛い
- 夜ベッドに入ったときなど、安静にしているのにズキズキ痛む
- 痛くてジャンプがまったくできない
- すねの骨の「一点だけ」が強烈に痛む場所がある
※これらの状態が見られる場合は、疲労骨折との鑑別が必要になる場合があります。無理をせず、速やかに専門機関の受診や当院へご相談ください。
シンスプリントに関するよくある質問
Q. 本人が「痛くない」と言い張って部活に行こうとします。どうすべきですか?
A. 学生アスリートに非常に多いケースです。レギュラーを外される不安から、無理をして隠してしまう子が多くいます。ですが、骨のキワを指で強く押して顔をしかめるようであれば、負担が蓄積しているサインです。嘘をついて悪化させ、結果的に数ヶ月走れなくなるのが一番辛い結果になります。「叱るためではなく、早く思いきり走れるようになるために一度見てもらおう」と、前向きな形で当院に一度連れてきてあげてください。
Q. 完全に復帰して思いきり走れるようになるまで、どのくらいかかりますか?
A. 状態によりますが、初期の段階であれば2〜3週間、かなり我慢を重ねて組織の引きつりが強くなってしまっている場合は、再発防止の体作りを含めて1ヶ月〜1ヶ月半程度を目安としています。いずれにせよ、適切なアプローチを始めるのが1日早ければ、それだけ現場復帰への道もスムーズになります。
Q. 整形外科で「レントゲンは異常なし、休みなさい」と言われました。こちらでも診てもらえますか?
A. はい、ぜひご相談ください。レントゲンは主に骨そのものの異常(疲労骨折が進行した状態など)を確認するものです。当院では、レントゲンには写らない筋肉や膜の柔軟性、身体の使い方の問題に対して、早期復帰を目指した施術を行っています。
Q. 近々大事な試合があるのですが、休まずに治療を続けられますか?
A. お子さんの状態を最優先にしながら、できる限り「完全に休む」期間を最小限にするサポートを行います。例えば、練習の負荷を少し調整してもらいながら、当院で集中ケアを行い、試合当日はテーピングで補強して出場を果たす、といった調整も過去に多数実績があります。まずは現在の状態を正直にお聞かせください。
保護者様へ、私たちの願い
私たちはこれまで、神保町・九段下・水道橋という地域で、スポーツに青春をかける多くの子どもたち、そして彼らを影で支える保護者様の大切な想いに向き合ってきました。
「早く痛みなく、仲間と一緒に思い切りフィールドを走らせてあげたい。」それは保護者様だけでなく、私たちの強い願いでもあります。
お子さんの競技人生は限られています。「もっと早く相談すれば良かった」とならないためにも、不安なことがあれば一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。